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kaiの香りやアイテムには、インスピレーションと想いが丁寧に織り込まれています。
どんな景色から生まれた香りなのか。
どんな想いが込められているのか。
そんな裏側を知ると、いつもの香りがもっと特別に感じられるはずです。
今回は、Los Angeles発のナチュラルボディケアブランド「 kai 」についてご紹介します!
■原点
幼少期にハワイで育ったGaye Straza(ガイエ ストラーザ)にとって、海辺や庭に咲く花々の香りは特別な記憶。
ハワイの海辺に広がる花々の香り、リゾートの自由な空気感――そうした一瞬の感覚を大切に閉じ込め、日々の暮らしにやさしく寄り添うアイテムへと落とし込んでいきます。
また、肌に直接触れるものだからこそ、自然由来の成分にこだわり、ヴィーガン・クルエルティフリーを実現。さらにパラベンやサルフェートは使用せず、リサイクル可能な容器を採用することで、肌にも環境にもやさしいブランドとして誕生します。
■ 自分だけの香りを追求
Gayeは、何年もの間、フレグランスに興味を持つことがありませんでした。なぜなら、世の中には、Gayeが心から気に入る香りは存在しなかったからです。
そこで彼女は、小さな研究所の一角を借り、自分の大好きな花々を組み合わせてフレグランスの開発を始めました。
数ヶ月の試作を経て、フレグランスの核となる、ガーデニアを中心としたホワイトフローラルにジャスミン、チュベローズ、リリーなどを重ねることで、エキゾチックな南国の花々が咲き誇る庭に足を踏み入れたかのような、甘くも透明感のある「 kai original 」の香りがついに完成しました。
■ 瞬く間に注目を集めた誕生秘話
初めて“ kai original ”を身につけて外出したのは、ニューヨーク・マディソン街。颯爽と歩くその姿に、偶然居合わせたビューティエディターがふと足を止め、「その香水、どこで買えるの?」と声をかけた瞬間から物語は始まりました。
それはまるで運命に導かれるように広がり、口コミやメディアを通じて、たちまち多くの人の心を掴むことに。
シンプルでありながらも忘れられないkaiの香りは、ニューヨークの街角から瞬く間に世界中へと羽ばたいていったのです。
■ ブランド設立と世界的展開
1999年、カリフォルニア・マリブに Kai Fragrance LLC を正式設立。
世界中のラグジュアリーホテルやスパでも採用され、幅広い層から高く支持されているブランドとして成長していきます。
■「kai *rose」が誕生するまで — 待望の第二の香り—
kai *rose は、kai original から約20年が経ったのち、やっと登場したセカンドフレグランスです。
kai originalと重ね使いができるように設計されたセカンドラインでありながら、単体でも非常に美しい香りとして成立しています。より洗練された、大人の女性をイメージした香りだとGaye自身は語っています。
「ローズ」というクラシックな香りを、新鮮でモダンに表現したいというのが、Gayeの狙いでした。
伝統的で重厚な“母の香り”のような、いわば古典的なローズとは異なり、粉っぽくなく、シンプルで清潔感があり、kai original にも通じるバランスを目指しました。
実際にローズをこうした形で纏めるのは簡単ではなく、特にオーデパフュームとして香りのオイル感を残しつつ、エアリーさも兼ね備えた処方を完成させるのに、なんと 3年もの時間と努力 を要したそうです。
2017年4月、まずは「 kai *roseパフュームオイル 」がBarneys New Yorkにて限定先行発売され、反響後に、ボディローションやボディウォッシュ、そして秋にはオーデパフュームとして正式発売されました 。
心を解き放つ「 kai original 」と、新しいローズの表現「 kai *rose 」。
その日の気分にあわせて纏うことで、まるでハワイの風がそっと頬を撫でるような、心地よい瞬間をお楽しみいただけます。
少しでもkaiの世界観を感じていただき、日常にそっと特別な時間を添えていただけたら嬉しいです!